書籍・雑誌

2016年10月 5日 (水)

クソゲー色々

今回読破したのは、太田出版刊「超クソゲーVR」です。

超クソゲーVR

PCエンジンからプレステ2、オールドPCやアーケードからクソゲーを選出し、3人のライターが各々のゲームについて想いをぶつけるコラム。
ライターの一人も言っていたが、プレステですら既にレトロゲームになっている事に、軽い衝撃を受ける。

今回はカラー、という事で各ゲーム画面が見易く雰囲気が良く伝わってくる。特にオールドPCの画面は貴重だ。(クソゲー)クリエイターへのインタビュー記事は、当時の貴重な体験が聞ける濃い内容で興味深く読めるし、全体的に(マニア的)資料価値が高い内容だ。こうした書籍でクソゲーの魅力に是非目覚めて欲しい。

クソゲーの魅力の根底にはB級好き、というモノがあると思う。世の中の出来事で本流とは外れた「何か」に魅力を感じる人はクソゲーが好きに違いない。(偏見)そして、そんな人はこの書籍を既に購入しているに違いない!

ゲームが発売され続ける限りクソゲーも出続ける。つまりクソゲーも立派なゲームのカテゴリーなのだ。世代を超えてクソゲーをライブラリーを蓄えていく事は意義のある事だ。これからも精力的に活動して行って欲しいシリーズである。

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2016年4月27日 (水)

ギャルゲーの歩み

今回読破したのは、前田尋之監修「ぼくたちのギャルゲークロニクル」です。

ぼくたちのギャルゲークロニクル (オークスムック730)

お馴染みのレゲー「クロニクル」シリーズ。前作は、美少女ゲームを取り上げていたが、今回はそこから派生した、とも言えるギャルゲーの歴史(といっても大した内容ではないが)を追いながら、その時々を代表するゲームを紹介する内容。

正直、このギャルゲーブームのさなかは、美少女ゲームにのめり込んでいたので、紹介されたタイトルを見てもほとんど判らないのだが・・・
それでも、CDーROMがもたらしたギャルゲーへの恩恵と、それを受け調子に乗って発売されまくった数々のギャルゲー、というジャンルは、嫌いではない。

紹介されているゲームは、前作(?)「アーケードゲーム進化論」同様、紹介文は控えめで写真を大きく、多く載せる事でカタログ的に見る事が出来る仕様。

ただ、残念なのは、誤植やレイアウトのミスがある事だ。カタログ的な造りを目指した割に、いささかワキが甘い気がする。

個人的には、ギャルゲーにしろ美少女ゲームにしろ、ゲームが(そこそこ)遊べるならば、ある程度のキャラクターの許容は広がる。遊べて、キャラクターが好みであれば文句はないのだが・・・

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2016年4月20日 (水)

同テーマ

今回読破したのは、前田尋之著「アーケードゲーム進化論 シューティング編」です。

アーケードゲーム進化論 シューティング編 (OAK MOOK)

一つ前にレビューした「OLD GAMERS HISTORY」と同じ様なコンセプトの書籍。書かれている内容は、以前同様の書籍に書かれていた事ばかりで、面白さはほぼ無い。

紹介されているゲームでいくつか知らないゲームもあったが、解説はほとんどなく(これは、著者が他の書籍との差別化で画面写真を多用する、と宣言している)、殆どカタログである。

OLD GAMERS HISTORYとの差は、現在進行形のジャンルなので、近年までの作品が紹介されている点だろうか。

偶々なのか、同じ様なコンセプトの書籍に出会ったのは、何かあるのだろうか?と勘繰ってしまうが、多分何も無いだろう・・・

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2016年4月 8日 (金)

シューティングの最盛期

今回読破したのは、メディアパル刊「OLD GAMERS HISTORY シューティングゲーム最盛期編」です。

OLD GAMERS HISTORY Vol.9 シューティングゲーム最盛期編

毎度お馴染みのレトロゲーム書籍。今回は、1987年から91年に稼働・発売シューティングゲームの紹介。

紙面に関しては、もはや語るべき事が無い程安定している。ゲームの紹介と共に、(ソースは不明だが)メーカーの内事情も紹介されていて、興味深く読める。
その他、毎回の楽しみは、所謂クソゲーバカゲーの紹介なのだが、シューティングにはそれ程多くないのか、数える程の紹介に留まっている。(まぁ、そっちがメインでは無いので当たりまだが)
読んでいると、この時期はアーケードのテーブル筐体・体験筐体・家庭用と、歴史に名を残す名作が登場していて、正に最盛期だった事が判る。
それでも、まだ知らない作品や、名前だけは知っているが画面を見た事が無い作品が紹介されていると、得した気分になる。

次回は、円熟期編との事だが、シューティングの斜陽から、現在の生き残りまでを扱う様で楽しみである。

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2016年2月28日 (日)

攻略の友

今回読破したのは、松原圭吾編著「ファミコン攻略本ミュージアム1000」です。

ファミコン攻略本ミュージアム1000 (GAMESIDE BOOKS)

ファミコンの攻略本のデータベース。出版社毎に発売された攻略本を表紙+一言解説で紹介している。ズラッと並んだ攻略本は圧巻で、見ているだけで楽しめる。

現在、攻略本もプレミア扱いとなっているが、文化として残す価値のある資料であると実感させられる。

そして、筆者の攻略本収集のエピソードを読むと、どんな事でも継続して行う事が力になる事を実感させられる。

《インクの匂い》(甲乙丙)=「丙」
何か、薬品クサい・・・

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2016年1月29日 (金)

でも、ノスタルジー

今回読破したのは、双葉社刊「GAMER`SHIGH!」です。

GAMERS HIGH! (双葉社スーパームック)

表紙には、「遊び」の文化を語るゲームマガジン、とあるが、内容は、ファミコンを筆頭とする8ビット機の思い出記事が多数。更に言えば、本の3分の1強は、全ファミコンソフトのタイトル紹介だ。

創刊号の態だが、この内容で次が発行出来るかは甚だ疑問だ。高橋名人へのインタビュー等、読ませる記事もあるのだが、そうした記事をメインにすべきだろう。後半からのソフト紹介も、タイトルの羅列を見せられてもなぁ、という感じ。

趣旨は良いと思う(実際記事部分はそれに徹している)だけに、残念だ。

次がある事を祈りたい・・・

《インクの匂い》(甲乙丙)=「乙」

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2015年12月25日 (金)

間口の広い邪神召喚

今回読破したのは、いい大人達+坂東真紅郎/アーカム・メンバーズ著「クトゥルフ神話TRPG VS いい大人達リプレイ 生放送で邪神召喚!」です。

クトゥルフ神話TRPG VS いい大人達 リプレイ 生放送で邪神召喚! (ファミ通文庫)

実況グループ「いい大人達」がプレイした、クトゥルフ神話TRPGのリプレイ。

とはいえ、いい大人達に関しては、全く知識がありません。クトゥルフ神話TRPGのリプレイ、というだけで購入しただけ。
タイトル通り、実況の生放送中に神話生物を召喚してあら大変、というシナリオ。

小さなビルのみが舞台で、これで1冊分持つのかな?と要らない心配をしたが、ちゃんとまとまっていた。

キャラクター(PC)が、グループのメンバーのまま、という事で、彼等を知らない身としては正直感情移入は出来なかった。
まぁ、リプレイというモノは、ゲームの進め方を紹介する為のモノだから、感情移入は要らないのかもしれないが、それこそ動画サイトにUPされているリプレイには、聞き応えのあるモノも多く、そうした動画は一つの作品として成り立っている。

まぁ、今回は「いい大人達」というグループをフィーチャーしているわけだから、コレで良いのだろうが・・・

個人的には、初心者用ではなく、ヘビープレイヤー向けのリプレイも読んでみたい。

《インクの匂い》 (甲・乙・丙)=「乙」 

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2015年12月22日 (火)

移植状況

今回読破したのは、主婦の友社刊「The 移植ゲー」です。

The 移植ゲー

アーケードから家庭用へ、またはその逆、というゲームの移植状況をまとめた1冊。主にPS世代までのゲームを紹介している。

移植前と移植後の簡単な作品の解説をゲームのジャンル毎にまとめた構成。
画面写真もそれぞれ元のゲーム画像と移植先の画像を並べて掲載。可も無く不可も無い構成だが、難点はテキストだ。

誤植が(多くはないが)、気になる。作品紹介用の囲みが、同じテンプレートの使いまわしなのか、元が家庭用なのに「稼働開始時期」と紹介されている。「発売日」、と記されている記事もある為、明らかにチェックミス。その他、文章が切れていたり、開発元を間違えていたりと、書籍として如何なものか?というミスが多く見受けられる。

こうしたレトロゲームを紹介する書籍の場合、一定の史料価値がなければならないと思う。確かにゲーム画像は一番のウリだろうが、発売日や発売元のデータも同じ位重要なハズ。

その辺が疎かで、雑さが感じられる残念な作りだ。

《インクの匂い》(甲・乙・丙)=

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2015年12月10日 (木)

シューティング黎明期

今回読破したのは、メディアパル刊「OLD GAMERS HISTORY Vol.8シューティングゲーム胎動期編」です。

OLD GAMERS HISTORY Vol.8

お馴染みのレトロゲーム紹介本のシリーズ。今回は、シューティングゲーム編。
業務用ビデオゲーム「コンピュータースペース」に始まるシューティングゲームを紹介していく内容。ダウンロード販売の状況等、ページ構成はもはやテンプレート。シリーズを通して読んで来ているなら、もはや安心感すら感じる。その中で、多くのゲーム紹介に、フライヤーの画像がある事に注目。

アーケードゲームが中心だが、フライヤー自体見る機会が少ない為、資料価値は高い。これに関しては前シリーズ(アクションゲーム編)からの継続だが、小さい写真ながら当時の雰囲気を感じられる構成は良いと思う。

個人的にシューティングゲームは得意では無いだけに、思い入れも少ないのだが、当時のレトロゲーム機はシューティングだらけだったので、カセットビジョンソフトの紹介があったりして、かなり興味深く読めた。

次回は、R-TYPEやドラゴンスピリット、雷電といった有名所の紹介が予定されている。楽しみだ。

関係無いが、今回より紙質が変化したようだ。インクの匂いが個人的に心地良い。

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2015年10月22日 (木)

レトロゲームプレイ

今回読破したのは、前田尋之著「僕らは何故レトロゲームで遊ぶのか」です。

僕らは何故レトロゲームを遊ぶのか

ビデオゲームの始まりから現在までを、当時のエポックメイキングな作品と共に振り返り、ゲームの面白さを語る内容。
スペースインベーダーから始まり、「スーパーマリオブラザーズ」「ドラゴンクエスト」「テトリス」「ストリートファイターⅡ」等、その時代で社会現象を起こしたタイトルを中心に、その時々の代表作が生まれた背景とヒット後の模倣作登場、ブームのその後等を解説。
終盤まで上記の様な感じでゲームの紹介が続く。書籍のタイトルで、何故レトロゲームで遊ぶのか、と提言しているが、その回答は書籍の最終章でようやく語られる。それまでは、いつ本題に入るのか?と思ってしまうが、各ゲーム背景の解説は、同じ時代を過ごしてきた身としては写真も大きく楽しく読める。

<以下ネタバレ>
結論として、レトロゲームを遊んでしまうのはゲームの面白さの濃さが違うから、という事。
ゲームは、遊んで楽しむ物。楽しさは余計なモノが少ない程濃くなる=面白い
時代を彩ってきたレトロゲームには、楽しむ為に余計な要素が削ぎ落されている。これは、ゲームのデータ容量が限られていた事が大きい(当時隆盛を誇っていたアーケードゲームにしても同様)。限られた容量で面白さの本質のみを残す様に作られたゲームは、さながら無駄な筋肉や脂肪が無いアスリートの様に素晴らしいパフォーマンスをしてくれるハズだ。
現在は、容量の問題はグラフィックへの力加減に限られている為、ほぼ無いと言って良い。そのグラフィックだけスゴい、とか、意味の無いやり込み要素がゲーム本来の面白さには無駄である、と述べている。本来のゲームの面白さに様々な要素を付け足すゲーム作りでは、面白さが薄れていくという。
確かにその通りで、現在のカジュアルゲームのみんな同じに見える仕様はその代表だ。要するに遊びはするが、面白くない=暇潰しというゲームが多い。暇潰しゲームはある程度需要があるハズだが、そればかりでは、今後のゲームとしての発展が鈍化する。そうした事に気付かせる為にも、レトロゲーム(というか、過去の名作)をプレイできる環境は整えて欲しいモノだ。
ゲームは文化として成り立って来ている。その文化の発展を妨げない為にも、レトロゲームからゲームとしての面白さの本質を感じて欲しい。
レトロゲームをプレイするのは何故か?

面白いから!

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